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プロが挑む地方発インディペンデント映画『なつやすみの巨匠』の舞台裏を語る<後編>

2015年7月6日

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プロが挑む地方発インディペンデント映画『なつやすみの巨匠』の舞台裏を語る<後編>

「おまえば、女優にしちゃる!」

そんな博多弁の台詞がみずみずしい映画『なつやすみの巨匠』(7月11日公開)は、10歳の少年が経験する“ひと夏の恋の物語”だ。

舞台は博多湾に浮かぶ小さな離島・能古島(のこのしま)。父親から古いビデオカメラを譲り受けた主人公・シュンは、親友2人と映画作りに熱中する。

ある日、ワケありで島に渡ってきた碧眼の少女・ユイと出会ったシュンは、強引に彼女をスカウトして──。

冒険、初恋、広い世界との出会い、そしてホロ苦い別れ。誰もが経験する成長の1ページが、ここでは鮮やかに切り取られている。

能古島の豊かな自然を映した映像はどこかノスタルジックで、子供の頃、夏の晴れた朝にふと感じた胸の高まりが蘇ってくるほどだ。

オーディションで選ばれた地元の子供たちが主役を務め、福岡出身の豪華キャストが脇を固めたこの作品。

企画・脚本は、映画『白夜行』やドラマ『相棒』など数多くの人気作を手がける入江信吾が手がけている。

業界の一線で活躍する脚本のプロが、なぜCAMPFIREのクラウドファンディングを用いて映画作りに挑んだのか? 

その理由を詳しく繙いてみると、そこには今の映画業界への強烈な危機感、さらには地元・福岡とそこに住む家族への尽きせぬ思いが浮かんできた。

2回に分けてお届けするロング・インタビュー。この後編では日本映画界に対する“義憤”から、クラウドファンディングを思い付いた理由、独立系では異例の豪華キャスティングが実現した舞台裏、さらには地方発の良質なコンテンツを作り続けていくことの意義など、この映画の本質により深く迫る。(前編記事はこちらから)

メジャー映画の世界ではまず通らない独自の企画、めぐりあったクラウドファンディングという手法

ーシナリオができてくると、自ずと「これを撮るのにいくらかかるか」という予算のアウトラインも見えてきます。通常はプロデューサーがそのやりくりを担当するわけですが…。

入江) 今回はプロデューサー不在で始めた企画なので、ぜんぶ自分たちで考えないといけなかった。中島監督は最初、「300万くらいで作れるかな」なんて呑気なことを言ってたんですよ。

僕はずっと書く方が専門だったので、素直に「ふーん、そうなのか」と信じ込んで。それなら最悪、自分の貯金でも何とかなるかなと。ところがフタを開けてみたら、目指しているものを撮るには全然たりなくて。「なんだ、話が違うよ!」って(笑)。

ーははは、びっくりですね。

入江) ただ監督が言った300万という金額は、あくまで小規模な自主製作レベルの話だったので。実際にはシナリオを練っていくうち、僕の中でビジョンが膨らんでいったのが原因だと思います。

せっかく作るんなら、1人でも多くの人に観てもらいたい。もともと日本映画の現状に対する義憤から始まっているので、商業映画を目指すことには何の抵抗もなかったし…。

ーそれで貯金という自己資本ではなく、いろんなルートで制作費を集めることを考え始めたと。

入江) そうなんです。ただ『なつやすみの巨匠』のような企画は、昨今のメジャー映画の世界ではまず通りません。原作なしのオリジナル脚本だし、主人公は無名の子役達。

しかも東京じゃなく地方が舞台と、業界トレンドとは真逆と言っても過言じゃない。実際、知人を通じていろんな映画会社に企画を持ち込みましたが、手を挙げてくれるところはありませんでした。

▲当時の様子を語ってくれた入江)信吾さん

ーCAMPFIREとはどうやって出会われたのですか?

入江) これはシンプルで、仲のいい役者さんが、たまたまCAMPFIREのスタッフと友だちだったんです。彼が「制作費を募るならこういうサービスもあるよ」と教えてくれた。

僕自身、クラウドファンディングの仕組み自体は知っていましたが、何となく海外のものと思い込んでいて。国内でもこんなに手軽に利用できるようになってたのは意外でしたね。

ー実際にプロジェクトを起案する決め手は何だったのでしょう?

入江) 制作費の不足を補えるのは単純にありがたいし。もし目標額を達成できなかったとしても、一定期間サイトで告知してもらうことで、絶好の宣伝になるなと思ったんです。

その時点では制作費がかなりかさむことは見えてましたし、地元企業から出資・協賛も募らなければいけない。ならばその前に、自分たちの企画に対して一般の方がどんな反応を示してくださるのか、試してみようと。そう決めてからは早かったですね。

自己資金を投入すると宣言し、強い覚悟をアピール、集まった支援総額は目標の2倍に近い約325万円

ープロジェクトの募集スタートは、2014年の4月4日です。実際にやってみた感想はいかがでした?

入江) 予想していた以上に反響が大きく、しかもダイレクトに返ってくるので驚きました。それ以上によかったのは、自分たちが抱いている危機感を率直にプレゼンできたことです。

一般の支援者はもちろん、同業者に対しても「本当にこのままでいいんですか?」という問題提起ができた。人によっては、業界の暗黙ルールに楯突いていると感じたかもしれません。

でも、一般の方から広く資金を募る以上、そのくらいの覚悟を見せないと支持は得られないんじゃないかなと。

ー結果的には175万円の目標金額に対して、倍に近い324万円4500円の資金が集まりました。プロジェクトをサクセスできた要因は、個人的には何だったと思われます?

入江) 手前味噌ですが、1つはやはり、脚本家としての実績を評価していただけたのかなと。

ドラマ『相棒』や映画『白夜行』を書いた人間なら、そうヒドい出来にはならないだろうと。あと、自腹でも資金を出しているということを、はっきり伝えたのもよかった気がします。

ー400万円の資金を投入すると。プロジェクトページのテキストおよび動画ではっきり宣言していますね。

入江) 自分の懐を痛めず、他人の財布を当てにするのは、やはり筋が通らない。クラウドファンディングが成立するしないは関係なく、映画は絶対作りますと明言しないと、フェアじゃないと思ったんですね。

まぁ、大上段に振りかぶるのが恥ずかしいので、動画では「結婚資金を切り崩しました」とかギャグっぽく言ってますけれど(笑)。あの宣言は、僕にはすごく大事なことでした。

支援者とドラマチックな盛り上がりを共有するため、募集期間と子役オーディションの開催をぶつける

ー資金を募るうえで、特に意識されていたことというと?

入江) これは皆さん同じだと思うのですが、情報発信をできるだけ小まめに行うことですね。2か月という募集時間を支援者の方々と共有し、一緒に盛り上がれればいいなと。

例えばクラウドファンディングと同時に福岡で子役オーディションを開けば、その結果をリアルタイムでレポートできますよね。そうやってドラマチックな要素を盛り込めるよう、ある程度計算してスケジュールを立てました。

ーそういえば“ワケありのヒロイン”のオリヴェイラ唯を演じた村重マリアちゃんがHKT48の村重杏奈さんの妹だったというサプライズ・ニュースもありましたね。

入江) あれはヒロインが決定した後に発覚したことで。僕たち審査側も、当初はまったく知らなかったんです。

脚本のイメージに一番ぴったりの女の子を選出したら、たまたま現役アイドルの妹さんだった。事務所のしがらみが強い中央ではありえないウッカリ加減ですが、その自由さが地方で映画を作る醍醐味なのかなと開き直って(笑)。

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▲水無瀬シュン役の野上天翔さん(左)・オリヴェイラ唯役の村重マリアさん(右) / ©「なつやすみの巨匠」製作委員会

ーシュンを演じた野上天翔君をはじめ、子役の演技は掛け値なしにすばらしかったです。みんな地元の子供なんですか?

入江) ええ。福岡フィルムコミッションに協力してもらって、広く告知してもらいました。同級生や先輩・後輩たちがいろいろ協力してくれたのも大きかったですね。

地元のローカル局で働いてる友だちが、情報番組でオーディションを取り上げてくれたり。地元を舞台にする強みはこんなところにも出るんだなと、改めて感じました。

ー物語の中心になるのは、シュンと親友のノブ、タケちゃんの3人組。面白いのは、彼らが並ぶとどこか『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカーとR2D2、C3POみたいに見えるんですよね。

入江) その感じ、実はちょっと狙ってました(笑)。マリアちゃんが演じたオリヴェイラ唯が、さしづめレイア姫で。凸凹トリオが映画作りという体験を通じて、お姫様を探すお話になればいいなと。

ーそう考えると『なつやすみの巨匠』は、男の子がファインダーというものを通して世界の成り立ちを発見する物語であり、同時に、世の中には手に入らないものがあるということを知る物語とも取れます。

入江) そうかもしれません。シュンは本当に自分勝手な主人公で(笑)。それはまさに僕自身の投影でもあるんですけど……人の話は聞かないし、自分は無敵と思っている。

まだ世界について何も知らないガキなんです。だから見ていてイライラもするんですけど、でも子供の頃を思い返してみると、みんな多かれ少なかれ思い当たるフシがあるんじゃないかなと。

ー「フェリーで10分」という能古島を舞台にした意味が、ここでも効いてきますね。近くて遠いところに、広い世界が見えている。

入江) それはむしろ、能古島の地理的条件がアイデアを刺激してくれたんだと思います。能古島と福岡市の位置関係って、地図を引っ繰り返して見ると、日本とアジアとの関係に少し似てるんですね。

映画をご覧になった方が、どこかでその2つを重ね合わせてくれたら、それはそれで面白いなと。

ネイティブな博多弁にこだわったキャスティング、地元への想いが“ミスター福岡”博多華丸を動かす

ー博多華丸さん、国生さゆりさん、板谷由夏さん、リリー・フランキーさんと、インディペンデント映画では異例の豪華出演陣も話題を呼びました。このようなキャスティング作業も、クラウドファンディングと並行で進めていたのですか?

入江) 実は国生さんの出演は、オーディション前の早い段階から決まっていて。ファンドの募集期間中に、ニュースとして発表させてもらいました。それ以外の方は同時並行です。

国生さんとは以前、2時間ドラマでご一緒したことがあって。僕の台本を気に入ってくださったんです。で、2014年の3月かな。完成した『なつやすみの巨匠』の決定稿を持って、「今、こんな映画を作ろうと動いているんです。

もしよかったらお母さん役で出演していただけませんか」とお願いに行きました。製作費がないので、頑張っても安い出演料しか提示できなかったのですが、「入江さんのホンなら無条件で出演します」と言ってくださって…。一番嬉しかったですね。

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▲ユイの母役の板谷由夏さん(左)・シュンの母役の国生さゆりさん(右) / ©「なつやすみの巨匠」製作委員会

ーそこで1つ、キャスティングの軸が定まった。

入江) その直後に『白夜行』で一緒だった半田健(まさる)という若いプロデューサーがスタッフに加わって。

彼もまた映画業界のあり方に不満を抱いており、僕らの義憤に意気投合してくれたんです。そこからは半田君が脚本を持っていろんな事務所を回り、演者さんを口説いてくれました。

ーシュンの父親を演じた博多華丸さんは、どのように?

入江) この映画を作るにあたって、リアルな博多弁というのは絶対に欠かせない要素だったので。父親の役はぜひ地元出身の人に演じてもらいたかったんですね。しかも、シュンにとっては大きな存在でありつつも、実は人生の挫折を何度も味わってもいる。そういう人としての奥行きというか、深みも感じさせないといけない。

そう考えると華丸さん以上のキャスティングはないと思ったのですが、芸人さんの中でもっともお忙しい1人なので、本当に出ていただけると決まったときは驚きました。その夜は急きょ予定を変更して、監督と乾杯したくらいです。

ー何と言っても“ミスター福岡”みたいな人ですからね。地元の映画作りが活性化するなら、一肌脱ごうと。

入江) 謙虚な方なので、ご自分では「医者や弁護士の役はできんけど、こういう素に近い役なら俺にもできるけん」と仰ってましたが(笑)。

華丸さん以外にも板谷由夏さん、リリー・フランキーさん、主題歌の井上陽水さんまで、結果的にはすべて福岡出身者で固めることができて。考えうる中でベストな布陣になったと思います。

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▲シュンの父役の博多華丸さん / ©「なつやすみの巨匠」製作委員会

水増しゼロの“リアルな博多弁ムービー”、ローカル性を突き詰めた先にある普遍性

ースクリーンの中を飛びかうリアルな博多弁は、たしかに非常に魅力的でした。地方を舞台にした映画は少なくありませんが、生の方言がここまで使われた作品はなかなかありません。

入江) 方言については、とにかく水で薄めた感じになるのが嫌だったんです。撮影にもなるべく立ち合って、博多弁のニュアンスだけは自分で細かく確認するようにしていました。早口の台詞が多いし、もしかしたら福岡以外の人は聞きとれない箇所もあったかもしれない。

いずれ全国規模の公開を狙うなら、もう少し薄めた方がいいという意見もわかります。でも、そうやって変な色気を出すと、結局誰からも愛されない作品になってしまうような気がしたんですね。

地元の博多っ子から「ナメとっちゃないや?」って言われるのは絶対にいやだし。思いきり突き抜けた方が、むしろ全国の人にも面白がってもらえるんじゃないかと。そこは確信犯でした。

ーローカルなコンテンツが普遍性を獲得するためには、むしろ地域性を思いきり強調した方がいい、と。

入江) そう思います。昔、光石研さんが主演した『博多っ子純情』(1978年)という名作があって。あれなんて、ネイティブの僕ですら何言ってるのか分からないところがある。でも、その早口の博多弁が作品としてのグルーヴ感を生んでいて、今観てもすごく面白いんです。

せっかく地域発コンテンツを目指すなら、中途半端が一番よくないんじゃないかなと。実際、福岡の人たちに試写会で観てもらった際も、「いやぁ、これは俺たちの映画だよ」と言っていただけて。それは非常に嬉しかったですね。

ー能古島の豊かな自然を切り取った映像も実に素敵でした!

入江) ありがとうございます。撮影は『RISE UP』(2009年)という映画でご一緒したベテランの猪本雅三さんにお願いしました。カメラワークが素晴らしくて、ぜひまたお仕事したいと前々から思っていたんです。

もちろん一流のスタッフを集めれば、それに応じて制作費も高くなる。でもインディペンデントとはいえ商業映画として勝負する以上、映像クオリティーが低くては話になりません。幸い猪本さんも、少ない予算の中でも面白がって参加してくださいました。

機材もいろんな伝手をたどって、ハリウッドの撮影現場でも使われている「RED」という4K解像度のデジタルシネマカメラを使っています。

ーこれまたネタバレになるので内容は言えませんが、クライマックスのある展開も、撮影技術的には非常に高度ですよね。

入江) はい。あのシーンだけは、カメラだけでなく照明のスタッフさんにも東京から来てもらって。ものすごく細かくセッティングしてもらっています。要はメリハリだと思うんですね。

予算が少ない以上、節約すべきところは切り詰めて。でも「ここだけは」というポイントではちゃんと使う。やればできるんだなというのが、正直な実感です。

東京では絶対作れない、魅力的な企画が重要、地域発コンテンツを継続的に生みだす環境作り

ー『なつやすみの巨匠』のような地方発のコンテンツをこれからも作っていくためには、何が必要だと思いますか?

入江) 月並みな答えですが、やはり企画力でしょうか。昨今の日本映画みたいに不特定多数に向けて無難な映画ばかり作っていると、やがてジリ貧になっていくと思うんですよ。

それならむしろ限定された地域の方に「これぞ自分たちの映画だ」「東京じゃ絶対こんなの作れない」って熱烈に応援してもらえる作品に特化した方がいい。

そういう企画を単発じゃなく継続的に出していければ、脚本や資金は後から付いてくるでしょうし。それをある程度低予算で作れたら、回収のハードルも低くなる。

ー入江さんとしては、『なつやすみの巨匠』がその第一歩になってくれればいいなと。

入江) 単発のお祭りじゃなく、次に繋がる状況をどれだけ作れるか。僕にとってはそれも当初から大きな目標でした。実際、人口150万に近い福岡市の経済規模があれば十分可能だと思うんですよ。

それで「地方の方がもっと自由に面白い映画が作れるぞ」と思ってもらえれば、しがらみだらけの東京に嫌気が差している若い創り手が移ってくるかもしれないし。

商業的にもペイできると証明できれば、出資者も増えると思う。その意味で『なつやすみの巨匠』は、1つの試金石になるんじゃないかと。

ーそのサポート役として、CAMPFIREのようなクラウドファンディングは有効だなと思われました?

入江) ええ、きわめて。それこそ住んでいる場所に関係なく、アイデアに共鳴した方に支持していただけるので。企画を実現させるには非常に有効なツールだと思いますし、どんどん普及してほしいですね。

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▲リリー・フランキーさん / ©「なつやすみの巨匠」製作委員会

夏休みに家族みんなで楽しめる娯楽作、父親のために病院での上映会も企画したい

ー最後に『なつやすみの巨匠』の上映予定について教えてください。

入江) 福岡中洲「大洋映画劇場」で7月11日からロードショーで、すでに夏休みいっぱいのロングラン上映が決まっています。

家族みんなで観ていただきたい作品なので、これは非常にありがたいですね。あとは小倉は確定、九州各県や首都圏でも上映できるように動いているところで…。

ー福岡在住以外で、これを読んでいる人が興味を持ってくれた場合は、どうすればいいんでしょうか?

入江) 口コミでもSNSでも構わないので、まずはその気持ちを率直に発信していただけると嬉しいです(笑)。話題になればなるほど、公開規模を広げていけると思いますので。

「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン(ベルリン国際映画祭の児童映画部門)」など、海外の映画祭への出品もいくつか考えています。あと、本作は自主配給なので、大変な半面、要望があればどこでも上映できる強みもあるんですよ。

ーなるほど。例えば学校や図書館、コミュニティー・ホールなどで上映会を企画することもできると。

入江) はい。映像の貸し出しはもちろん、呼んでいただければどこにでも出かけますので(笑)。

観てくださった方と、上映後のトークセッションなどもどんどんできればいいなと思います。そうやって少しずつでも作品の輪を広げていきたい。本作を一番観てもらいたい人にも、実はまだ映画を届けられていませんので…。

ーといいますと?

入江) 背中を押してくれた父親です。病院から一歩も出られない状態なので、完成試写に呼べなかった。ですから今は早く音声ガイドを付けて、病室なり病院のラウンジをお借りして、上映会ができないかなと思っています。

僕にとっては、父のために作った映画でもありますからね。

父への想い、地元への想い、日本映画の未来への想い──。さまざまな愛情から生まれた『なつやすみの巨匠』は、7月11日から福岡先行ロードショーされる。主題歌は井上陽水が歌う「能古島の片想い」。切なくもみずみずしいその映像を、ぜひ劇場で体験していただきたい。

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【『なつやすみの巨匠』作品情報】

  • 企画・脚本:入江信吾
  • 監督:中島良
  • プロデューサー:半田健
  • 出演:野上天翔 / 村重マリア / 永江蓮 / 東倫太朗 /博多華丸 / 落合モトキ / 安達葵紬 / 板谷由夏/ リリー・フランキー / 国生さゆり
  • 音楽:江崎文武
  • 制作・配給:オフィスアッシュ
  • 製作委員会協力:エモテント
  • 製作:「なつやすみの巨匠」製作委員会
  • 協力:福岡市
  • 主題歌:井上陽水「能古島の片想い」

【『なつやすみの巨匠』上映情報】

期間:2015年7月11日(土)〜
会場:福岡中洲 大洋劇場
住所:福岡市博多区中洲4-6-18

【『なつやすみの巨匠』舞台挨拶】

開催日:2015年7月11日(土)
時間:
1. 9:50~11:45★
2. ★12:30~14:25
3. 14:40~16:35★
登壇者:野上天翔 / 村重マリア / 安達葵紬 / 村重エリカ ほか福岡在住キャスト

開催日:2015年7月12日(日)
時間:
1. 9:50~11:45★
2. ★12:30~14:25
3. 15:00~16:55★
登壇者:永江蓮 / 東倫太朗 / 野中ななみ / 江﨑文武ほか福岡在住キャスト

開催日:2015年7月17日(金)
時間:
1. 10:45~12:40★
2. ★13:30~15:25
3. ★16:30~18:25
登壇者:野上天翔 / 博多華丸 / 国生さゆり / 安達葵紬ほか

※★の箇所で舞台挨拶が行われます。
※監督・中島良さん、企画脚本・入江信吾さんは毎回登壇します。
詳細はオフィシャルサイトから

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(Last Update:2016年9月12日)