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企業の「夢」を聞いてみよう!『面白法人カヤック』

January 4, 2016

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企業の「夢」を聞いてみよう!『面白法人カヤック』

アイドルになりたい!映画を作りたい!イベントを開催したい!お店を作りたい!

クラウドファンディングに挑戦する人は、みんな『夢』を持っています。こっそり胸に秘めているもの、あなたにもありませんか?

今話題の企業の夢を聞いてみたい!そう思って我々が扉を叩いたのは、『面白法人カヤック』。

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▲「必殺技」「登場人物」などの文言もユニークな、『面白法人カヤック』コーポレートサイト

Webサービス・Web制作・ソーシャルゲームの企画開発を手掛け、「サイコロ給」などのユニークな給与制度や人事制度も話題。2014年12月に東証マザーズ上場。2015年11月には子会社「冒険法人プラコレ」を設立。

今勢いに乗るカヤックは、夢に溢れていそうです。会社の夢と社員の夢、聞いてきました!

面白法人カヤックは、オフィスも面白い

横浜駅から歩いてすぐ。三井ビルの30階に、『面白法人カヤック』の“ヨコハマ展望台”オフィスがあります。

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▲上場記念品やトロフィー・自社製品などが飾られた、明るいエントランス

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▲双眼鏡も設置されています。30階からの景色は圧巻

面白法人カヤックが掲げているミッションは、「つくる人を増やす」。

ハイブリッド黒板アプリ『Kocri(コクリ)』は「グッドデザイン・ベスト100」「第12回 日本e-Learning大賞」、『ダンボッコ キッチン』は「第4回 デジタルえほんアワード グランプリ」受賞。エントランスには、この他にも多数のトロフィーが飾られています。

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▲カヤック10周年記念のオーダーメイド絵画。左から、貝畑政徳さん、柳澤大輔さん、久場智喜さんの似顔絵

1人1文字手書きをし、みんなでフォントをつくるサービス「FONTA」と、100冊の中から3冊を選ぶと、おすすめの本と自分の未来を教えてくれる「本からわかるミライの自分ハッケン本棚」の体験もできます。

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▲笑い声も聞こえる穏やかな雰囲気のオフィスです

『面白法人カヤック』は、オフィスも面白い!では、いよいよ「夢」を聞いてみましょう。

面白法人カヤックの名物社員に聞く!「あなたの夢」

特に大きな夢を抱いていそうな名物社員の皆さん、「夢」を聞かせてください!

・佐藤ねじ、意匠部(アートディレクター)

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僕の夢は、常に何かを作り続けることです。僕は『下町の発明家』と呼んでいますが、生涯で何をいくつ生み出して死ねるか。ホームランを狙うより、イチロー選手のようにヒットを打ち続けたいです。オリジナルのものを、質にも量にもこだわって作り続けたいですね。

カンヌを獲る・独立するなどの『点』ではなく、信頼できる仲間に囲まれてつくり続けたいという『線』の目標です。

ドラゴンボールを読んだことはありますか? あの中で言うなら、悟空の修行のような生き方をしたいと思います。

・後藤理華、技術部(エンジニア)

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今一番楽しいのは、プログラミングをしている時です。その時々に応じて熱中する対象は変わるかもしれませんが、「常に何かに夢中になっていたい」というのが私の夢です。

プライベートでもつくることが好きで、自分が食べたものを写真で記録・管理する「meal」というアプリをリリースしました。23カ国で3万ダウンロードを突破し、自分でも使っています。

具体的な構想を練るまでには至っていませんが、いつか海外に住みたいという密かな夢もありますよ。

・木村祥太、企画部(ディレクター)

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1ヶ月ほど前に、息子が生まれました。彼が小学生になるまでには、僕と妻の出身地である関西に帰ろうと思っています。

そのためには、独立か転職の2択しかないと思っていましたが、カヤックで働き続けたいので辞めない方法を考えています。僕が実力をつければ、関西に住みつつカヤックで働き続けられるかもしれない。そのためには、経営・プログラミング・開発・デザイン……これから身に付けないといけないことは多いですね。

でも、カヤックは「やりたい」と言えばやらせてもらえる土壌だし、やれるようにしたいですね。息子のためにも成長していきます。

・軍司奈水、企画部(ディレクター)

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今私は、カヤックの子会社「冒険法人プラコレ」の「プラコレ Wedding」制作チームの指揮を執っています。こちらは結婚式を挙げる人とウェディングプランナーをマッチングさせるサービスなのですが……実は、私も先日結婚式を挙げたばかりなんです。「挙式前にこのサービスが完成していたら、絶対に使いたかった」と思うくらい良いサービスができましたよ。公私ともに結婚式一色ですね。

すごいサービスをリリースでき、私生活も充実しています。二兎追いますよ(笑)。

・藤澤伸、HTMLファイ部(エンジニア)

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僕は、夢と言えるほどの夢はありません。ただ、死ぬまでつくり続ける人でありたいと思っています。つくれるものが増えていく今が、楽しくて仕方ないんです。

実は僕、人とコミュニケーションを取るのがあまり得意ではありません。でも、つくったものを通すと仲良くなりやすいことに気付きました。つくったものが増えれば、それだけ多くの人と繋がることができます。僕はこれからもずっと、つくり続けたい。

5名とも、まっすぐな眼差しで夢を話してくださいました。最後に、面白法人カヤックの代表取締役CEO・柳澤大輔さんにも夢についてお聞きします。

『面白法人カヤック』代表・柳澤大輔の「やりたいこと」

ー「面白法人カヤック」と名付けた理由は何ですか?

柳澤大輔)何でも「面白がろう」という意味で付けました。苦しいこと・嫌なことがあっても、ちょっとのことで面白がれる集団、それがカヤックです。人と人の繋がりにおいて、「面白い」ということに重きを置いている人だという感覚は、それだけで相手を信じられたりしますから。

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▲面白法人カヤックの代表取締役CEO・柳澤大輔さん

ー面白いことが重要なカヤックの『夢』は何ですか?

柳澤)『夢』は叶わなさそう、『目標』も無理して実現するものに聞こえます。カヤックは、もっとしなやかに未来を捉えたいと考えているので、夢について話しあうことがそれほどありません。一番近い言葉は、「やりたいこと」かもしれませんね。

今最も実現したいのは、少しでも早く拠点を現状、社員の大半が集う横浜支社から鎌倉本社へ移すこと(カヤックが鎌倉に本社を置く理由はこちらから)。そして、面白いクリエイターが活躍できるよう、多角化を図っていきたいということです。

ー「今後こうありたい」という構想はありますか?

柳澤)多様性を取り入れたいです。これには「個」が強くないといけないので、他者に寛容になる、後押しをする、素質がある人を採用する、力を磨くなどして会社の可能性を広げていきたいです。
あとは、「もっといい会社にしたい」。「いい会社」という言葉には、業績がいい、それにより余裕が出る、時代に合ったよさを持っている、みんなを好きになれる、誇りが持てる、個性が生きる、本質的にいい……それらをすべて含んでいます。

ー子どもの頃の夢は何ですか?

柳澤)とくに無かったですね。でも、小学校の卒業文集に「尊敬する人」としてスティーヴン・スピルバーグの名前を挙げていました。我ながら「立派なこと書いてるな」と思いましたが、よく見ると同じことを書いている人が3人いました(笑)。
今も尊敬する人はたくさんいますが、「この人になりたい」とは思いません。傲慢な意味ではなく、「誰々のようになりたい」という思考自体が無いんですよね。

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ー逆に、「社員に尊敬されたい」「目標にされたい」と思うことはありますか?

柳澤)ありません。カヤックのいいところの1つだと思いますが、社内に派閥をつくりたくないんです。面倒見のいい人がいると依存関係が出来やすいと思いますが、カヤックには「◯◯さんについていきます」という人ができるだけ少ない方がよいと思っています。もっとフラットな関係で、全員が公平な感じです。お互いがお互いに興味が無いだけかもしれませんが(笑)。

ー「面白法人」として、今後どうありたいですか?

柳澤)時々依頼を受けて大学の授業でカヤックの話をすることがあります。そうすると、100人中4人くらい「会社も仕事もつまらないものだと思っていました。でも、意外と面白そうですね」という感想を書く学生がいます。

「なぜ学生なのに働く前から最初からつまらないと決めつけているんだろう」と最初は逆に新鮮でしたが、必ず一定層いるので、おそらく大人が植え付けている先入観だろうと思います。でも、世の中には、面白い会社もあれば、つまらない会社もあります。カヤックは面白い会社でありたいし、そうでないといけない。

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▲「夢はありませんが……」と言いながら、柳澤さんが書いてくださった言葉は「頑張ります。」

社員と会社の夢をお聞きして、カヤックは、現状に満足することなく全力で走り続ける集団だと感じました。「面白い」をどんどんと生み出していく姿に、これからも目が離せません。面白法人カヤックの皆様、ありがとうございました。

「夢」や「やりたいこと」を持つ方々を、CAMPFIREは応援します。

プロフィール
柳澤大輔(やなさわだいすけ)
1974年香港生まれ。1996年慶應義塾大学環境情報学部卒業後、ソニー・ミュージックエンタテインメント入社。
1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。Webサービス、アプリ、ソーシャルゲームなどオリジナリティあるコンテンツを数多く発信する。Yahoo!JAPANクリエイティブアワードなどWeb広告賞で多くの審査員歴を持つ。また、ユニークな人事制度(サイコロ給、スマイル給、ぜんいん人事部化計画)や、ワークスタイル(旅する支社)を実施するなど、「面白法人」というキャッチコピーの名のもと新しい会社のスタイルに挑戦中。