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アートで世界に挑戦している” 木工用ボンド “で画を描く画家「冨永ボンド」さんにインタビュー!

March 20, 2016

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アートで世界に挑戦している” 木工用ボンド “で画を描く画家「冨永ボンド」さんにインタビュー!

アートは、世界を変える。アートは世界を嬉しくさせる。

木工用ボンドで画を描く画家、冨永ボンドさんが今、「ボンド」で世界挑戦しています。

そんな冨永ボンドさんに、CAMPFIREがインタビューさせて頂きました。

冨永ボンドさんとは?

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▲ 冨永ボンドさん

創作テーマ「つなぐ(接着する)」に基づき、即興絵画パフォーマンスや大型商業施設の壁画創作、医療とアートをつなぐアートセラピーなど幅広い分野で活躍中の画家さんです。

立体的な黒いラインが特徴の通称「ボンドアート」と呼ばれる独自の画法は、2014年ニューヨークで開催された世界最大級のアートフェス「ART EXPO NEW YORK 2014」でも評価され、SOHOのギャラリーとアーティスト契約を交わしました。

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▲ 福岡PALCOの壁 幅4M壁画(2013年)

鮮やかな配色の中に感じる “大胆さ” と、細かな書き込み表現が生み出す “繊細さ” が出会った瞬間に恋をしたように。

今までに無い感性を、私たちに “感動というカタチ” で感じさせてくれる!そんな素敵な作品をつくりだす冨永ボンドさんにこの画を描くにあたってのきっかけや、苦労などをインタビューして来ました。

インタビュー!

ーこの企画を立て、実現しようと思ったきっかけは何ですか?

冨永さん)ふたつあります。ひとつめは美術とアートに関する事。無名な作家でも、美術を学んでいなくても、ギャラリーやアート業者に大金を払わなくても、コンペに入賞しなくても、自分の作る自由なアート作品に対する情熱さえ持っていれば、誰でも日本から海外へ挑戦することができるんだということを行動を持って示したかったからです。

ふたつめはアートと医療に関する事。私は絵画を通してより多くの人へ「画を描く作業の大切さ」を伝えたいと考えています。画を描くことで人の心や生活は豊かになり、自由な画を自由に描く日本人が増えることで日本のアートシーンが活性化すると信じているからです。

私のボンドアート(独自の画法)は失敗がなく、成功体験につながりやすい。つまり、自信や心の豊かさを取り戻すためのアートセラピーとして効果が期待できるのではないかと考えたのです。しかし、私自身がセラピストになることはありません。あくまでも作家として医療に関わりたい。

私が作家として何かに挑戦することで、誰かに勇気や希望を持って頂けるのであれば、それは作家の私にしか出来ない最大のアートセラピーではないのかと思います。それが、世界のアートフェス挑戦なのです。

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ー実際にクラウドファンディングをやってどうでしたか?

冨永さん)2年前、ニューヨークのマンハッタンで開催されたアートフェスに挑戦した時も、出展費用をキャンプファイヤーで募りました。当時は「クラウドファンディング」という言葉自体があまり一般的ではなかったように記憶しています。周りの反応も「なにそれ?」って感じで微妙でした。

しかし今はクラウドファンディングのサイトは沢山あるし随分と一般的な言葉になったのではないでしょうか。Facebook・Twitter・InstagramなどのSNSを利用している人が多くて拡散しやすかった印象もあります。

金額が明示されているスクリーンショットをSNSにあげることで、「あ、いま投資を募っているんだな」と知ってもらうことや、クラウドファンディングというサイトで支援決済することに対してのハードルが少し下がったなと感じました。

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ー木工用ボンドで画をかくようになったきっかけは何ですか?

冨永さん)私が初めて画を描いたのは2009年、当時26歳でした。画材は、はじめの一枚から木工用ボンド。知人が開催した音楽イベントにライブペイント(即興絵画)で出演したのがきっかけで、ライブ創作なら人の目を惹く意外性のあるモノを使って画を描こう!と思い、誰もが知っている身近な木工用ボンドを手に取りました。

木工用ボンドって画材としては向かないと思いますが、安いんですよね(笑)ボンドアートは美術って類の高尚なモノじゃないし、そもそも現代アートなんだし、絵画だけど私の場合活動全体がコンセプチュアルアートみたいなものなので、剥離するよとか言われても特に気にしていません。

ー木工用ボンドで画を制作して変わった事や、感じた事、思い出などがあれば教えて下さい。

冨永さん)画材は初めから木工用ボンドだったし、木工用ボンドしか使ったことないので変わったことは特にないです(笑)ただし、黒以外のボンド(赤・黄・青・緑・茶など)を作って描いたことはあります。

でも実は画材をつくるのも一苦労で、準備する労力や作風を考えるといまは黒だけで落ち着いています。
(※ボンドアート®はボンドグラフィックスの登録商標です)

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ー前回もクラウドファンディング企画をして頂きましたが、企画や制作の際、苦労や壁はありましたか?

冨永さん)クラウドファンディングは、お金が集まるサイトではなく、お金を集めることが出来るサイトなのだということは言わずもがな、サクセスするには立案者のテクニックが大変重要になってくると思います。SNSで告知をするタイミングと回数、活動報告をアップする周期とその内容、リターンの内容と金額設定、そして一番大切なのは目標金額の設定とそのうち何%の金額を公開時に自分でストックできているかだと思います。

重複しますが、クラウドファンディングはお金を集めることが出来るサイトです。皆さんが投資を募る目的は「ファッション」「福祉」「音楽」「ゲーム」「フード」などなど、ジャンルは様々あります。

その中でも「アート」というジャンルは、他と比較して圧倒的に「わたくしごと」である日本人が少数なジャンル。つまり、興味の対象ではない一見さんからは投資されにくいのです。それでも、魅力的なアートや作家活動には支援が集まるものだと信じています。ご支援を頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

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ー今回のパリで実現させたいことはありますか?

冨永さん)

  • パリで、原画を売ること
  • パリで、スマホカバーを売ること
  • パリで、ライブペイントをすること
  • パリの人に、ボンドアート体験をしてもらうこと
  • パリのギャラリーとアーティスト契約すること

パリ滞在期間(5/25~6/1)に、上記5つのことを達成します。

ー今後の夢や目標があれば教えてください。

冨永さん)私の夢は、世界一有名な画家になって医療福祉の分野を支援することです。

パリが終わった後の世界挑戦第3弾(都市は未定)では、キングコング西野さんを上回る金額を集めるのが目標です。ありがとうございました。

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あとがき

今回のプロジェクトでの目標やクラウドファンディングでの強い想いが伝わりますね。

まだまだ冨永ボンドさんの世界挑戦プロジェクト、募集終了期間まで一ヶ月近くありますので気になった方は是非チェックしてみてください。

是非みなさんも、冨永ボンドさんとパリの挑戦を一緒にしてみませんか?
詳細はコチラ:https://camp-fire.jp/projects/view/5216

アートで世界に挑戦する冨永ボンドさんに、今後も目が離せません…!