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竹下通りにお笑い劇場を作る!延藤ミッツェル五朗さんの、劇場に込められた想い

2016年4月21日

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竹下通りにお笑い劇場を作る!延藤ミッツェル五朗さんの、劇場に込められた想い

東京原宿にある竹下通り。若者の街として色んな観光客や若者で賑わう竹下通り。

その竹下通りにお笑いの寄席小屋を作るというプロジェクトを立ち上げた、延藤ミッツェル五朗さんにお話を伺いました。

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劇場を作ろうと思ったきっかけ

上京して2年、お笑いに対する熱量が大阪と東京とで全然違うことを感じていました。小さい劇場でやる機会はあるけど、お客さんはいつもの顔ぶれ。

そのお客さんを取り合ってるという状況に疑問を持ち、今までとは違う客層を取り入れるため、原宿の竹下通りに劇場を立てようと思ったのが、プロジェクトを立ち上げました。

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劇場になる予定のスペース。寄席小屋にしては広いほうで、最大で80人。

ー新しい客層を取り入れる、そのための竹下通りだったんですね
大阪には寄席小屋が多くあって、なぜ東京にはないのか?とずっと疑問に思っていました。

東京にも芸人がたくさんいるけど、演る場所がない。そんな芸人さん達のための場所であり、老若男女、外人までも集まる原宿でお笑いの新しい客層を広げたいと思い、この場所にしました。

夢を後押ししてくれたのは、小島よしおさん

ー初めてのクラウドファンディング、CAMPFIREを選んだ理由は?
ホームレス小谷さんに教えてもらいました。最近、手数料も安くなって、使いやすくなったと勧めてもらいました。

いかんせんお金が全くなかったので(笑)手数料が20%から5%になったのが大きいですね。

ー劇場を作る、というとかなりお金が必要になってきますよね

そうですね。目標金額が150万なんですが、もちろんその額だけじゃ劇場は作れません。なので費用の一部、という形で使わせて頂きます。その他の費用に、他の方々のご協力も頂いてます。

ーその中に、小島よしおさんがいらっしゃるんですね
そもそも、前に組んでいたトリオが解散になった日に小島よしおさんにお食事に誘ってもらったんです。そこで「これからどうするの?」と聞かれた時に、「劇場を作りたい」という夢を打ち明けました。

以前から周りの芸人仲間にも言っていたんですが、「金もないのに無理だろ」とバカにされて(笑)

ーでも小島よしおさんは応援してくださった

その時の食事中に、「解散したことへの不満や愚痴を言うようだったらどうしようかと思ったけど、夢を語ってくれたから俺はそれを応援する」って言ってくださったんです。

それから今回のプロジェクトを立ち上げ、「何としてでもプロジェクトを成功させなきゃ!」と思いました。今では一番尊敬する芸人は小島よしおさんです!

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この日初めてスター・バックスに入ったという延藤さん。大阪にもあったけど、オシャレすぎて入れなかったそう。

芸歴12年、上京、トリオからピン芸人へ

これまで12年という芸歴の中で、5回の解散を経験した延藤ミッツェル五朗さん。お笑いを続ける理由に、芸名に込められた想いがありました。

ートリオの解散からピン芸人になった延藤さんですが、それでも続けられる理由とは?
僕は高校時代からお笑いを始めまして。それまでは結構な進学校にいたんですが、友達と一緒に出たM1甲子園(※現『ハイスクール漫才』)で決勝までいったんです。その時の決勝の舞台が「なんばグランド花月」という大舞台だったんですよね。やっぱり新喜劇とかみてて憧れの場所だったので……。高校生でそんなところに立ったらか、感動しちゃったんです。

ーご家族の反応はどうでしたか?
家族、親戚みんな大反対でした(笑)そんな中唯一応援してくれたのが祖母でした。大反対する親戚中に、泣きながら説得しに回ってくれまして。祖母への感謝の気持ち込めて、「延藤みちこ」の名前を借りて、「延藤ミッツェル五朗」を名乗らせていただいております。

ー芸名にそんな想いが込められてたんですね
この話、今回初めて言いました(笑)このエピソード言っても笑いがとれないので、テレビ的には「ずっと卓球部だったので稲中卓球部の田辺ミッチェル五郎からとりました」って言ってましたし。

そういう意味もあるので応援してくれた祖母のためにも、お笑いで結果を残さないと大阪に帰れないですね。僕は見た目がチャラチャラしてるので、よく「モテたいからお笑いやってるんだろ」って言われるんですが、違うんですよ。祖母を初め応援してくれてる人のためにも結果を残すまではお笑いはやめれないんです。

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ミッシェルじゃなくて、ミッツェルです!と熱弁されましたが、そういう事だったんですね。

プロジェクトが成功してからが始まり

ー冒頭にもお話を頂きましたが、他の芸人さん達のために貢献したいと考えるようになったんですよね
やっぱり12年もやってると自分の事だけじゃなくて周りの事だったりお笑い界全体の事を考えなきゃいけないんですよね。そういった意味で自分にできる貢献は寄席小屋を作る事かなと。

新しい客層を獲得するという意味で、今回のプロジェクトが成功したらお笑い以外にもパフォーマンスや音楽に特化した寄席小屋を作っていきたいと思ってるんです。

ーお笑い以外でも寄席小屋を作る事によって、色んな営業の仕方が出来るようになりますね
例えば音楽の小屋で芸人がMCで入ったり、色んな営業の幅が広がると思います。何より寄席小屋の魅力は自分たちでお客さんを呼び込んで、お客さんは500円で観てもらう。

そこから200円を演者にバックするというシステムで、自分たちを観てもらって尚且つお金ももらえるという事を知って欲しいんです。やっぱり売れてない芸人ってお金がないので。

ー自分たちで呼び込む事によって、お客さん達との距離も近くなりますね
そうなんです。なので、「お客さんにも参加してもらう」というような劇場にしたいですね。お笑い芸人ってチヤホヤされてないで育ってきてるんで、1人1人のファンを凄く大事にするのでお客さんにも喜んでもらえるんじゃないかと思います。寄席小屋だったら芸人との距離が近いし。
今後の活動について

ー今はピンでやっていますが、今後もピンで活動されるんですか?
行く行くは誰かと組みたいという願望はありますが、今はこのプロジェクトもあるので1人で手一杯ですね。1人のほうが動きやすいですし。クラウドファンディングのシステムがわからない人もいるので、僕は足を使って直接手渡しで支援金を受け取りにお伺いさせて頂いてます。

ー最後に支援してくださってる方や、これから支援してくださる方へ向けて一言お願いします
自分の夢として立ち上げたプロジェクトですが、やってて一番思うのが「自分一人じゃ決して実現しない夢だったな」ということです。

なので、色んな人に協力してもらって「みんなで創った劇場」って言いたいので、是非協力していただけたらと思います!

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待ちの姿勢ではなく、とことん行動して行きます!とおっしゃってた延藤ミッツェル五朗さん、この後もクラウドファンディングの営業に向かうそう。

お笑いだけでなく、夢を追いかける人達みんなに貢献したいと熱い想いを語って下さいました。

そんな延藤ミッツェル五朗さんのプロジェクトはこちら:https://camp-fire.jp/projects/view/5592