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オンラインからオフラインへ繋げる架け橋、Remeとはこんなサービス

2016年6月10日

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オンラインからオフラインへ繋げる架け橋、Remeとはこんなサービス

ワンコインで臨床心理士などの心の専門家に、Q&A型でいつでも好きなだけ相談できるReme(リミー)。

今夏、サイトを全面リニューアルするため、CAMPFIREで初のプロジェクトを立ち上げました:https://camp-fire.jp/projects/view/5853

今回お話を伺ったのは株式会社NOMAL(ノーマル)の近藤雄太郎さん。

昨年2015年10月から、Reme(リミー)を運営されています。

—本日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。今日はReme(リミー)をぶった切るつもりで聞いてもらえればと思います!

—自ら?! まさか自らぶった切ってくれと言われるとは思いませんでした。
Reme(リミー)は立ち上げたサービスなので、改善するところが多々あると思います。それにはまずRemeを皆さんに知ってもらうことが第一だと考えていますので、どんどん疑問点や意見を言って頂けると嬉しいです。

—サービスの向上に意欲的なんですね。
そうですね。心の問題に関するサービスなのでなかなか踏み込みづらい事だと思うので、皆さんが少しでも手軽に使っていただく為にRemeのキャラクターも作りました。

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活動報告でも発表して、どれが一番いいかをパトロンの皆さんにアンケートを取ったそうです。一番人気の④を描いてもらいました。

某トラのキャラに似てるような気がしますが、猫だそうです。

どうです? 可愛いでしょ?

オンラインからオフラインに繋げる

—早速ですが、このサービスを使って社会復帰された方の例などはありますか?
正直、そこまで追えてないのが実情です。今のRemeは発見や気付きを促すツールだと思っています。

「疲れた」とか「しんどい」とか思った時に、Remeを使って質問したら専門家が答えてくれて、それについてのアドバイスをするというもので。なので、アドバイスをしたその後は追えてないですし、今はそこまでしようとしていません……すぐに社会復帰出来るかといったら、そうではないと思うんですよね。

—確かに、すぐ解決できる問題ではないですよね
Q&Aサービスって、ある意味栄養ドリンクのような存在だったりするんですよね。まず相談してみる、という行動に出たこと自体が凄い事ではあると思っています。

それでも、やっていく中で、気付きを促すだけじゃ本質的な解決になってないと感じていて、実際に指摘されたこともありました。

なので、気づきを促すことはもちろん、大事なのは相談して下さったユーザーを、適した病院や職業紹介所など、上手くオフラインに繋げることだと思いました。

—確かに、相談しにくい事ではあると思います。でも、本人だけではなく、周りの人がサービスを利用してもいいんですか?
是非、周りの家族の方とかにも利用して欲しいです。鬱とかパニック障害というのは、周りの人にも影響されるというケースもあります。

その事に自覚がないまま悩む人もいるので。アドバイスをする先生方も、相談された人(周りの人達)に「まず自分の身を守るのが大事です」と言うんです。直接的に伝染するとは言わないまでも、悪影響になる可能性もある事をちゃんと告げます。

—なるほど、Remeは悩みを持つ人はもちろん、周りの人にも気付きを促すサービスになりそうですね。
確かに、現状は悩みがある人が主に利用して下さっていますが、サービスがそこまで行ければベストだと思ってます。

—やはり、悩みを打ち明けるのはハードルが高い印象を感じますか?
そもそも、日本には悩みを打ち明ける文化って少なくないですか?アメリカとかはカウンセリングが割と当たり前にあるんですけどね。でも、「カウンセリング」って言っちゃうと一気にハードルが高くなるんですよね。

ただ、「悩み相談」っていうとより身近になるというか。Yahoo!知恵袋みたいなものもあるじゃないですか。そういった気軽さで、こちらは専門家に答えてもらって、同じ身近でもそこで差別化を図ろうかと思っています。

1番多いのは人間関係の悩み

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プロジェクトページにも記載してある、過去に幼馴染を亡くしている過去を持つ近藤さん。今、Remeのようなサービスがあったら何か変わっていたのかと、時折考えるそうです。

—RemeはHPやLINEを使ったサービスですが、現代のネット社会ならではの悩みも来ますか?
来ますね、やはりLINEいじめとか。先ほども言った通り、悩みを打ち明けてくれるのが大事だと思っています。直接的な解決に繋がらないまでも、専門家のアドバイスで何かの気付きやきっかけに繋がってる様です。

—18歳以下の方はサービスは無料になっていますよね。Remeを初めてから気づいた事はありますか?
1番意外だな、と思ったのは中学生や高校生の女子からの質問が多いことです。10代はある意味、悩むのが仕事みたいな一面もあると思っています。なので、忙しい先生や週1回しか来ないスクールカウンセラーではケアできない部分もまだまだありそうです。

自分の原体験もありますし、そういった人たちの受け皿になるために、18歳以下は無料が良いかなと。ちなみに実際の相談数として多いのは、30代〜40代の女性です。鬱になる原因の大半は人間関係だと言われているんですが、特に職場などの人間関係に関する悩みが多いですね。

あと、意外と荒れてないな、と思いました。

—荒れてないとは?
これは僕の偏見だったんですけど、鬱とかの悩み相談なので、質問者の方とのやり取りで少し荒れたりするのかな、と思っていたんです。でも意外とちゃんとやり取りできるので安心しました。

—1日の相談件数はどのくらいありますか?
2、3件ですかね……。

—多いですね。
そうですね。少ないようですけど、毎日2、3件ずつ来てるということは、それだけ悩んでる人が多いということだと思います。

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Remeの検索流入画面。「臨床心理士」というワードが多いのは、サービスで銘打ってるから。まだまだ小さいところでしか戦えていないとのことでした。

誰でも手軽に使える、イオンモールのようなサイトにしたいと言っていました。

今後の課題

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1番危惧されいる臨床心理士や専門家の質の担保について、「1番はユーザーに寄り添って回答できる専門家を選んで回答してもらっている」「大事なのは正しいことを伝える事だけでなく、気付きを与え、必要に応じてオフラインにつなげられる人を集めていきたい」と答えて下さいました。

1回500円という価格で各専門家への対価もちゃんと払えているのかという疑問も、「よく聞かれます。もちろん、やりがい搾取にならないように、無料期間中の今も、ちゃんとお支払いしていますよ」とのことです。

—Remeの今後の課題について何かお考えなどありますか?
課題だらけだと思います。もっともっと手軽なサービスにしたいので……。回答してくれる専門家の写真やプロフィール情報をもっと分かりやすく出すなどはリニューアル後すぐやります。他にも、モニターさんにもご協力してもらって、あれやこれや試行錯誤中です。

やはり、インターネットでやるべき事をちゃんと見極めたいので……オンラインからオフラインに繋げるという意味で、カウンセリングのお試し版みたいな位置付けとしても活用してもらえたらと思っています。

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マスコットキャラクターの前でポーズをとる近藤さんと平山さん。

「幅広い世代に使ってもらえるような手軽なサービスを目指しています」と言っていた近藤さん。

オンラインでもオフラインでも、どちらかに偏ったサービスではなく、双方にとってよい形になるような物にすると日々サービスの向上に意欲的でした。

そんなRemeのプロジェクトはこちらから:https://camp-fire.jp/projects/view/5853