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お笑いで政治の授業!? お嬢様芸人たかまつななが全国を周る!

2016年6月23日

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お笑いで政治の授業!? お嬢様芸人たかまつななが全国を周る!

お笑いジャーナリストとして活動するたかまつななさん。4月に株式会社 笑下村塾(しょうかそんじゅく)を設立。

自身で「笑える!使える!政治教育ショー」を開発し、お笑いを使った政治教育をテーマとした授業を全国で行うとのことです。

今回CAMPFIREでは、「笑える!政治教育」を全国の高校で行いたいというプロジェクトを立ち上げ、全国の高校で授業をするための資金を集めています。

今回のインタビューでは、いつも行っている授業をPCの画面を使って即席でやってもらいました。

18歳選挙についての授業がわかりやすい

今年の夏から始まる18歳選挙についての説明を3分で説明します

ーおぉ、3分で?! 早いですね……。
そもそも民主主義とは何かについて説明します!

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物事の決め方なんですが、例えば1個のプリンを食べるに当たってどんなやり方があるか。まず力によって決める方法があって……。

ーあ、そこからなんだ。
2つ目、例えば『我が家ではお父さんが先に食べる』などの掟があって決める方法。3つ目、誰が先に食べるか話し合って投票で決める方法があります。社会の物事の決め方は、このように家庭と一緒なんですね

ーなるほど、わかりやすい!

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このくらいのスピード感での授業でした。テンポがいい。

「これじゃわからないよ……」という方はこちらの動画をぜひご覧ください。

このような感じで、テンポよく民主主義のことや投票に行かないと損をする話などやってもらいました。何よりテンポよくスピーディーで面白かった。わかりやすい!

ーこの授業、高校生の前でやるんですよね? 結構評判は良いのでは?
そうですね。みんな『きゃー』とか言ってくれて、すごくいいリアクション頂いています

お嬢様芸人のその実情

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高校生の頃からアマチュアでお笑い芸人として活動していた、たかまつななさん。

フェリス女学院中学・高等学校卒業後、慶応義塾大学に入学し、現在は東京大学大学院情報学環教育部、慶応義塾大学大学院政策メディア研究科にWスクールするなど、その活動の幅は多岐にわたります。そんなたかまつななさんの表にはなかなか出ない実情を語ってもらいました。

ーお嬢様学校出身で、今では芸人をやりながら会社も設立するという様々なところで活躍していますが、周りの反応は?
家族には猛反対されています。勘当するとまで言われてます(笑) まぁ籍とかは抜けてないようですが……

ー経歴だけ見ても順当にお嬢様の道を歩んでいますもんね。いつからお笑い芸人をやろうと思ったんですか?
中学2年生の時にお笑いに出会って、初舞台が中学3年の時でした。それから4年間アマチュアで活動し、大学2年の時にプロになりました。今はプロになって4年目です。

ー興味を持ってから行動にするのが早いですね。やっぱり大学に行きながら活動するのは大変ですか?
大変ですね! 今は東京大学と慶應大学にも通ってるので、今はお笑い芸人と社長、東京大学大学院情報学環教育部と慶應大学の大学院に通ってるので、4足の草鞋になってます。

ーとても22歳には思えないな……。
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「最終的には何になりたいんですか?」の問いに、“お笑い界の池上彰”と答えたたかまつななさん。

お笑いを使ったコンテンツで、社会問題の敷居を下げ、もっと広めていきたいと今後の想いを語っていました。

ー会社のマネタイズはどういう感じですか?
そこが結構ジレンマなんですけど、儲けようと思えば儲かることなんですよね。例えば『○○万円でしかやりません』と謳ってしまうと、お金のある高校だったら呼んでもらえるけどそうでない学校だと呼んでもらえなくなる。

そうすると、お金のある高校でしか出来なくなってしまうので、教育格差が出てしまうのが嫌なんですよね。地方とか色んな学校を回って、政治に関心を持ってもらうのが目的なので。

ー確かに地方での需要はありそうですね。
そうなんですよ。やっぱり誰もやったことがないことなので、多くの方から連絡は頂いてるんですけどね。社会貢献のためにやるけど、お金も稼がないといけない、というのがすごく難しくてジレンマです

ーボランティアでやるわけにもいかないですよね。
そこはプロ芸人として、ボランティアではやるつもりはないです。でも、ゆくゆくは教材として、色んな人に使ってもらえるようになりたいです。プラスで、講師として色んな芸人さんにやってもらい、“芸人100人がいく出張授業”にしたいんです。

ロールプレイングとか芸人さんがその場でやったら面白いじゃないですか。面白いけど売れてない芸人さんって沢山いるので、そういった人たちのためのビジネスモデルとしてもこのコンテンツを作ったんですよね。

ー何というか…偉いな……。
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芸人として伸び悩んでいた時に、メディアの勉強をするため東京大学に編入し、“社会問題を語る芸人“という路線変更を狙うも、クイズ番組しか呼ばれなかったと言うたたかまつななさん。会社を立ち上げてからは数々のシンポジウムに登壇するなど、やっとやりたい事が出来てきたとのこと。クイズ番組に出るのも普通にすごいと思う。

ー今後の展望などありますか?
先ほどもお話した通り、ビジネスモデルをしっかり作って、全国の高校にお笑い芸人が出張授業できるようにしたいです!

ー最後に、相当の覚悟を持ってお笑い芸人や会社設立などをしたと思うのですが、大学など周りの女の子に憧れる事はありますか?
絶対嫌です(笑)普通の女の子にはなりたくないです! お笑い、楽しいですよ! それこそお笑い政治の授業の対象である高校生とか、凄く素直なんですよ。こっちが面白かったらちゃんと笑ってくれるし、つまらなかったら寝ちゃうし。ネタをやって1000人が同時に笑うの、凄いんですよ。もう、中毒です。

ーなるほど、それをお聞きできて良かったです。ありがとうございます!
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お笑い芸人や社長業、学生をやりながらで多忙な毎日を過ごしてるにも関わらず、終始明るく、そして熱心に、今回のプロジェクトに対する想いを話してくれた、たかまつななさん。

お笑いで政治の授業をするという決して誰にも真似出来ない事を、先陣切って前に進んでいくその姿に心打たれるものがありました。

ちなみに、「モテますか?」の問いには「モテません」と言っていました。

そんなたかまつななさんのプロジェクトはこちら:https://camp-fire.jp/projects/view/7096

是非、全国で授業をやってもらいましょう!