
8月31日のライブをもって活動を終了したアイドル・いずこねこによる、最初で最後の主演映画『世界の終わりのいずこねこ』。
監督・脚本には神聖かまってちゃんのライブ動画などでお馴染みの気鋭の映像作家・竹内道宏さん。
企画・総合プロデュースは東京女子流、BiS、神聖かまってちゃんなど話題作を次々と手がけるSPOTTED PRODUCTIONS。
原案・主題歌・劇中音楽には、”いずこねこ”生みの親である音楽プロデューサー・サクライケンタさん。
さらには共同脚本を手がけ、自らも出演した漫画家・西島大介さんが参加している。
今回は、『世界の終わりのいずこねこ』応援プロジェクトのリターンの1つ「いずこねこ&スタッフ、キャストたちと一緒に見るスペシャル完成披露試写会」の模様をお伝えしたいと思います!
いずこねことは?

三重県出身、1994年11月9日生まれの女性ポップ・アイドル・ミュージシャン。
“猫系小動物ネオ・アイドル”として2011年から活動をスタート。
音楽プロデューサー・サクライケンタによるディストピアSF的な世界観の中に描かれるボーイミーツガールなジュブナイル世界を、いずこねこがダンスと歌共に抜群のステージパフォーマンスで表現。
グループがひしめくアイドルシーンでソロアイドルとしては異例の人気を獲得。
茉里は現在、新ユニット・プラニメのミズタマリとして、カミヤサキ(元BiS)と共に活動中。
一夜限りのスペシャル完成披露試写会

会場には飼い主(いずこねこファンの総称)と思われるみなさんが多く集まり、スペシャルな完成披露試写会の幕が上がりました。
そこは、夢や希望を歌う“アイドル”が存在しない世界———。
近未来の東京は原因不明の伝染病が蔓延し、まともに暮らせない土地になってしまった。
ほとんどの人間は関西に移住し、しかも地球にはなんと隕石が近づいている…!
もう未来は無い。願えば叶うなんてこともない。
そんな諦観に満ちた日々の中、今生きている姿を、歌とパフォーマンスを全宇宙ネットワークでインターネット配信し続ける一人の少女・イツ子(いずこねこ)。
そんな彼女の元にある日、木星から使者が現れる———。
隕石の衝突が数日後に迫る中、イツ子が出会った“いずこねこ”とは一体?
彼女が知る驚愕の事実、そして、地球の運命はいかに——。
物語は現実世界でのいずこねことリンクするかのように、絶望的な状況の中でも歌い踊る茉里(いずこねこ)さんと、サクライケンタさんの奏でる音楽とが印象深く展開されていきます。
アイドルの脱退、解散により別れのためのラストライブが多く行われる中、最後の別れを『世界の終わりのいずこねこ』という作品に託されているように感じます。飼い主のみなさんには特にぐっとこみ上げるものがあるはず。
いつか必ず終わりは訪れるんですよね。世界もアイドルも。

上映後、舞台挨拶で竹内監督から「パトロンのみなさんから支援していただいたことで、ロケ地として立派な廃墟で撮影することができました。」との報告がお礼の言葉と共に伝えられました。
そして、活動終了となったいずこねこ茉里さんによるミニライブ。
座席から立ち上がり、手拍子を打つ会場に応えます。「支援してくださったみなさんのお陰で、こうした素敵な作品に仕上がりました。
私も初めて映画を見させてもらったんですが、本当にすごいなという一言でした。いずこねこを応援してくれて本当にありがとうございます。」と涙を堪えながら深々と頭を下げた。
最後に行われた2ショット撮影会とグッズお渡し会では、笑顔でひとりひとり丁寧に接する姿がとても印象的でした。
茉里さんから手渡されたオリジナルTシャツと缶バッヂは、西島大介さんのイラスト、サクライケンタさんがデザインしたもの。
そして、パトロンのみなさん限定に配布された映画案内には茉里さんのサインがありました。
中でも落書きがたくさん描かれている超レアが1枚だけ入っていましたよ。ゲットできた方は超幸運!
映画なんて誰もが出来ることじゃないし、ましてや主演なんて…
普通じゃ経験出来ないことを沢山させてもらいました。
みんなの力をお借りして、映像としていずこねこという存在を残してくれた、監督含めスタッフみなさんありがとう。
応援して協力して楽しみにして見に来てくれた、飼い主のみなさん、本当に本当にありがとう。
いずこねこという存在はきっと、「未来永久残るのね」、みんなが忘れない限り~(´;ω;`)
公開された茉里さんのブログではこんなコメントも。 以上、スペシャルな完成披露試写会の模様をお伝えいたしました。
そしてここで朗報です!本公開は2015年年初頭予定とのことですが、先行上映は 11月9日の横川シネマ!!や11月23日のシネマジャック&ベティ、11月30日の聖蹟桜ヶ丘ヴィータホールとまだまだ続きます。
ぜひ先行上映でいずこねこに会いに行かれてみてはいかがでしょうか。
『世界の終わりのいずこねこ』作品&劇場情報
出演:茉里(いずこねこ)、蒼波純、西島大介、緑川百々子、永井亜子、小明、宍戸留美、蛯名恵、いまおかしんじ
クラスメイト役:ライムベリー、みきちゅ、PIP、コショージメグミ、レイチェル、姫乃たま、あの / ようなぴ / しふぉん(ゆるめるモ!)、篠崎こころ(プティパ -petit pas!-)、木村仁美、宗本花音里、Classic fairy、桃香(Peach sugar snow)、月詠まみ(恥じらいレスキュー)
監督・脚本:竹内道宏|共同脚本・コミカライズ・劇中イラスト:西島大介|企画:直井卓俊|原案・音楽:サクライケンタ
製作:ekoms+SPOTTED PRODUCTIONS|製作協力:CAMPFIRE|2014|STEREO|16:9|88分
【世界の終わりのいずこねこ】
MOOSIC LAB 2014/広島死闘編
- 開催日:11月09日(日)
- 会場:横川シネマ!!
- 時間:18:30〜(予定)
※ゲスト:竹内道宏監督、いずこねこ、西島大介 ほか
MOOSIC LAB × 横濱HAPPY MUSIC映画祭
- 開催日:11月23日(日)
- 会場:シネマジャック&ベティ
- 時間:12:00〜
※ゲスト:竹内道宏監督
TAMA CINEMA FORUM
- 開催日:11月30日(日)
- 会場:聖蹟桜ヶ丘ヴィータホール
- 時間:10:30〜
※併映:『ワンダフルワールドエンド』
※ゲスト:竹内道宏監督、蒼波純、橋本愛、松居大悟
※上映時間および詳細は、各劇場にお問い合わせください。
※劇場情報は随時更新致します。