CAMPFIRE MAGAZINE

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第1回 ファッションにまつわるオシャレな書籍たち

2015年6月2日

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第1回 ファッションにまつわるオシャレな書籍たち

インターネットでファッション情報を手に入れることが日常的になった今でも、雑誌の魅力もまだまだ捨てたものではありません。

手に取りページをめくると飛び込んでくる、シーズンごとに提案される着こなしやハンドライティングが味のあるガイドマップ、旬な音楽や映画のおすすめページなどなど。

それぞれの雑誌に個性があり、整理された情報と気づきがまとめられた、こだわりの1冊を手に入れることができます。(表紙がかっこいい雑誌は、部屋に飾っておけるのも良さのひとつ…!?)

そんなファッション雑誌の魅力をあらためて感じられる、CAMPFIREのファッションカテゴリから登場した雑誌をご紹介します。

着物文化を雑誌で広める。着物雑誌『こゆるり』第二号

『こゆるり』を刊行した橋本わこさんは、着物ブランド「わこすたいる」のデザイナーとして活動。

“着物は最高のファッションであることを伝えたい!”との想いからスタートした『こゆるり』。

第一号は、橋本わこさんが短大卒業の2012年に50部を発刊し、好評につき完売。2013年、CAMPFIREでの資金集めを通して第二号が刊行されました。

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とにかく「着物が好き!」という想いから着物の写真をコラージュするところから始まり、着物の魅力を老若男女問わずに伝える雑誌を制作しています。

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▲『こゆるり』2013年 春 旅立ち号

表紙をめくった目次からは、空港でキャリーバックを引くひとりの着物の女性が登場します。空港で撮影されたルックもさることながら、一冊を通して着物を着て過ごす1日を連想させてくれます。

着物の着こなし以外にも、着物にまつわる記事が盛りだくさん!

左の写真「今日のキモノスポット」特集では着物を纏って出かけたくなるようなレトロな古本屋や憩いの喫茶店など、札幌のおすすめスポットが紹介されています。

また、右の写真「キモノでゴハン」のページでは、袖をたくし上げて作るふわとろオムライスのレシピの紹介や、すごろくで着物の流行の変遷を学べるTipsまとめなどもあります。

着物とリンクした「ゆるり」としたライフスタイルや学びを感じることができ、暮らしを豊かにしようと考えるきっかけになる雑誌ですね。

【『こゆるり』販売情報】

ネットショップ waco-style

【おもしろき美容師たち】を紹介する、美容文藝誌『髪とアタシ』創刊号

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高い志を持つ美容師たちの美容師を目指したきっかけや職業意識など「アイデンティティ」をめぐる語りを収録。

美容師以外にも落語家やジュエリーデザイナーなど、多彩な13名のインタビュー記事を収録。

“メディアに出ていない【おもしろき美容師たち】が世の中にこんなにもいるのか、と提示する”

「髪とアタシ」編集長のミネシンゴさんは、「美容師自身のアイデンティティが薄くなってきている」という考えから本の出版を決意。

“(美容師の)離職率が下がり、美容師を志す若者が増え、同じ美意識を持った美容師同志がつながりやすくなる”という想いを「髪とアタシ」にぶつけました。

ページを開くと、そこには美容師の働く姿や笑顔、そしてそれぞれが想う美容師としてのクリエーションや美意識などが真剣な眼差しとともに映し出されています。

CAMPFIREで立ち上げられた創刊号は完売し、第二刊「拡張する美容師」の在庫数は残りわずか!

2015年5月12日にはご夫婦で「合同会社 アタシ社」を設立され、現在は第三刊の出版に向けて準備中とのこと。

1,600人以上がいいねする「髪とアタシ」Facebookでは、90歳の現役美容師のインタビューやトークイベントの様子など、これから収録される記事の内容がフライングしてお知らせされています。

美容師たちの生き方や想いに触れる機会は、日常ではとても少ない気がします。

『髪とアタシ』に収められた美容師の「生き方」は職業に関わらず感化されるところがあるのではないでしょうか。

CAMPFIREから出発した『髪とアタシ』の第三刊を手に取る日が待ち遠しいですね。

【『髪とアタシ』販売情報】

美容文藝誌 髪とアタシ

個人蔵のヴィクトリアン服飾作品を集めた作品集。

2013年7月にこの世を去ったヴィクトリアン服飾作家・山本裕子さん初の作品集。

「ヴィクトリアン」とは、イギリスのヴィクトリア女王が治世した時代(1837〜1901)のスタイルのこと。

フリルやレースを多用したブラウスやベルベットのペプラム(ひだ)ジャケットなど、装飾的でロマンチックなデザインが特徴です。長く夫の喪に服した女王の影響から、黒や襟詰まりの禁欲的なデザインが多いと言われています。

2014年10月に有志の会「Les Amis de Thomasレザミ・ド・トマ」が企画し、山本裕子さんのファンが集い、所有するドレスやアクセサリー、帽子などを持ち寄り180カットにも及ぶ作品撮影を行いました。

そして2015年7月、「山本裕子作品集 ヴィクトリアンのお針子」が刊行され、同時にヴィクトリアン服飾作品展も開催される予定です。

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「山本裕子作品集 ヴィクトリアンのお針子」は、山本裕子さんのアトリエの様子やエッセイを収録した<クチュリエール編>とライフスタイルを紹介する<スタイル編>の2部構成。

220ページに渡って山本裕子さんのクリエーションの魅力を余すところなく紹介します。

“前世はヴィクトリアンのお針子だったかもしれない”

生前の山本裕子さんの言葉から名付けられた作品集は、「ヨーロピアン・ゴシック」、「ヴィクトリアン」という時代の意匠とライフスタイルがふんだんに詰まっているそう。

個展で発表された作品や個人の元で愛されてたオートクチュール作品など、25年に渡って製作されてきた意匠が一堂に集まった一冊の本がもうすぐ完成されます。

服飾デザインを愛する人たちや、服飾デザインを志す人にも、ひとつの道標となる一冊になるのではないでしょうか。

19歳の女子大生が一人旅で撮影したストリートスナップで雑誌を制作!

神戸の大学に通う19歳の大学2年生、西側愛弓さん。

彼女はスポーツジムでアルバイトをして貯めたお金でNY、モロッコ、スペイン、フランス、ベルギー、イギリスと世界を旅しながら、その地その地のストリートファッションを撮影しました。

そんな地道な活動から「Charmer」という一冊のストリートスナップ誌が生まれました。

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“ファッションを通して生きることを楽しんでいるその「人」、またその人の「ライフスタイル」を感じとってもらえることを目指して”
スナップ写真をあえて加工することで、「街の空間」とモデルの服が生み出す「ファッション」の世界観を表現しています。

さらには「夢を描く」ということをキーワードに、日本で活躍する5人にクリエイターの「夢」を語ってもらったインタビューも見どころです。
「夢」のあり方がインタビューを通して伝わってきて、仕事をする上での励みにもなる記事です。

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普段見慣れているストリートスナップとは一線を画した、Charmerならではのストリートファッションを楽しむのはいかがでしょうか。

今回のまとめでは、ファッションにまつわる書籍たちをご紹介しました。
ファッションカテゴリには、雑誌や書籍の出版以外に、ファッションショーや展示会の出展費用のためのプロジェクトもあります。

クラウドファンディングの仕組みを利用することで、衣服を通した表現やクリエイションをたくさんの人に伝え、共感を集めることができます。

「ファッションの業界で活躍する若い人たちを応援したい!」という声に応えられるのも、クラウドファンディングの魅力でもあります。

これからも、CAMPFIREから生まれるワクワクするようなファッションのプロジェクトに期待してくださいね。