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コーヒー1 杯の物語を解き明かす映画「A Film About Coffee」上映会に行ってきました!

2014年10月6日

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コーヒー1 杯の物語を解き明かす映画「A Film About Coffee」上映会に行ってきました!

「サンフランシスコで生まれたスペシャルティコーヒーのドキュメンタリー映画を、日本でも上映したい」という想いから生まれ、映画ファンからもコーヒーファンからも注目を集めたプロジェクト。

そのリターンとなる、日本で1度きりの上映会が、9月19日にイオンシネマみなとみらいで行なわれました。

劇場内のひと

▲会場にはコーヒー片手に上映を待っている方がたくさん!

朝、目が覚めて1日のはじめに飲むコーヒー。

仕事で一息つくためのコーヒー。

毎日の中に何気なく存在して、日常を彩ってくれる飲み物がどんな旅を経て私たちの手の中にやってくるのか。

会場内が心地よいコーヒーの香りで包まれる中、ブランドン・ローパー監督が舞台に登壇し、制作秘話を明かしてくれました。

心地よい映像と音楽で映し出されるもの

映画の中でフォーカスをあてられるのは、豆の栽培から品質管理まで徹底してこだわり抜かれてつくられる、世界最高の飲み物、スペシャルティコーヒー。

どこからの出資を受けることもなく、コーヒーに対する愛情や興味だけで本作を完成させたと言う監督は、4年かけて畑や取材を重ねる中で、思いも変わっていったと言います。

「最初はラテアートや装飾に目がいっていたんだけど、だんだんそれとは別のレイヤーが見えてきたんだ。中でもやっぱり、コーヒーにとって一番大事なのは畑なんじゃないかって今は思うよ」

コーヒー映画8

▲観客の質問に真摯に答えてくれるローパー監督

「ひとつひとつの農園でやっていることは、本当に小さなことだし、当たり前の事。でも、その中のどこを見つめるのかということが本当に大事なことだと思うんだ」

スペシャルティコーヒーは、関わるもの全員の影響を受けて生まれるもの。本作では、ルワンダやホンジュラスなどの農園で実際に働く人々の表情やことばが丁寧に写し出され、1杯の背景にたくさんの人々の生活や思いが詰まっていることが提示されます。

歌を歌いながら豆を洗う若者。農園を駆ける子供たち。豆が詰められた重そうな麻袋を担ぎ上げる男性。自分が育てた果実の味をはじめてエスプレッソとして味わう農園主のおじさん。

摘む、運ぶ、洗う、干す、袋に詰める、といったいくつもの過程で、普段は想像することのないたくさんの人々の手に触れていることに驚きます。

シーン

▲抽出の過程や、各国のバリスタのコーヒー論にも胸を打たれます

消費者である私たちに送られることば

「買うのは意思を示すこと」

本作のラストで突きつけられるのは、毎日深く考えることなく消費している自分の生活を顧みるようなことばでした。

自分が手にしているもの、手にしようとしているものの価値を考えてみる。ものを買うことが、誰のどんな生活につながっているのか、その裏側にあるはずの行程や人々の顔を想像してみる。

明日をちょっと良くするための、そんな問いかけをしてくれる作品でした。

special thanks

▲スクリーン上にはspecial thanksとして掲載されているお名前が。これもリターンです

監督のサイン

▲上映終了後ファンに囲まれ、サインに応える監督。次回作も楽しみにしています!

ナタリーさんと監督

▲「はじめて農園のことを見ることができ、感動しました!」とパトロンのひとりとして来場していたナタリーさん。現在コーヒー屋さんのプロジェクト公開中です!

「はじめて農園のことを見ることができ、感動しました!」とパトロンのひとりとして来場していたナタリーさん。

現在コーヒー屋さんのプロジェクト公開中です!

※「A Film About Coffee」は今後ダウンロード配信を予定しているとのことなので、最新情報をTwitterやHPで是非チェックしてみてください!